5日未明、埼玉県新座市内の市営団地敷地内で、67歳の男性がクルマにはねられて死亡する事故が起きた。警察では61歳の男を業務上過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。
埼玉県警・新座署によると、事故が起きたのは5日の午前1時30分ごろ。新座市新座3丁目付近にある市営団地の敷地内道路で、この団地に住む67歳の男性が血を流して倒れているのを住民が発見。警察に届け出た。男性は約170mに渡ってひきずられたとみられ、間もなく死亡が確認された。
警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始。基本的には団地や近隣の住民しか使用しない道路であることから、現場周辺で車当たり捜査を実施したところ、同じ団地内に住む61歳の男が所有するクルマに血痕などが付着しているのを発見。この男が容疑に関与したとして、業務上過失致死や道交法違反容疑で逮捕した。
調べに対して男は「何かにぶつかったが人とは思わなかった」などと供述。ひき逃げ容疑などを否認している。