3日未明、京都府長岡京市内の名神高速道路上り線で、軽自動車を路肩に止めてパンクの修理を行っていた男女が後ろから走ってきた大型トラックにはねられて死亡する事故が起きた。警察ではこのトラックを運転していた40歳の男を逮捕している。
京都府警・高速隊によると、事故が起きたのは3日の午前2時25分ごろ。長岡京市神足柳田付近の名神高速道路上り線で、路肩に停車していた軽自動車の横に立っていた23歳の男性と18歳の女性が、後方から走ってきた大型トラックに相次いではねられた。2人はいずれも頭を強打しており、間もなく死亡が確認された。
警察では大型トラックを運転していた40歳の男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕。2人の死亡後は容疑を同致死に切り替えて調べを進めている。事情聴取に対しては「後方から接近してくる他の車両に気を取られ、サイドミラーを注視していた。前はよく見ていなかった」などと供述しているという。
2人は現場付近でパンクした友人から連絡を受け、パンク修理を手伝っていたとみられる。2人の乗ってきたクルマは近くに止められていた。