大型車がマンホールのふた破損、女児転落

自動車 社会 社会

2月28日朝、山形県酒田市内の市道で、歩道部分に設置されていたマンホールの鉄製ふたが破損し、近くの小学校に登校中の女児が転落して軽傷を負う事故が起きた。隣接するコンビニエンスストアへ大型車が出入りしており、車重が原因で破損したとみられる。

山形県警・酒田署によると、事故が起きたのは2月28日の午前7時45分ごろ。酒田市錦町4丁目付近の県道で、近くの小学校へ登校するために歩道を歩いていた9歳の女児が深さ約1mのマンホールに転落した。女児は転落の際に胸などを打撲する軽傷を負っている。

通報を受けた同署員が確認したところ、マンホールの鉄製ふたが破損して内部に崩落している状態だった。道路を管理する酒田市によると、このマンホールは電気配線溝に設置されており、鉄製ふたは強度の弱い歩道用のものだったという。

マンホールの上を車両が通過することがないために選ばれたが、設置後にコンビニエンスストアが開業。駐車場に出入りするクルマが通過するようになっていた。乗用車だけではなく、大型車も出入りするため、こうしたクルマの重みに耐え切れず破損したとみられている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV