曙ブレーキ工業は、使用済みディスクブレーキパッドを回収してこれを再生し新品同様の品質・性能を持つ、「エコパッド」として4月から本格販売すると発表した。
同社は、地球環境保護の一環として、1965年からドラムブレーキシューの再生事業を開始している。今回、ディスクブレーキパッドの再生についても2000年から専門チームで検討してきた。
昨年6月から、リビルトシュー事業で培った回収ルートを活用して、一部の店舗で試験的に販売してきたが、市場でのリサイクル部品の感心が高いことから本格販売することにした。
当面は補修品市場で販売するが、将来的には純正補修部品での取扱いも目指す。エコパッドは、リビルトシューの生産を行っている曙ブレーキいわき製造で生産する。