バルセロナでテスト中のレッドブル。デビッド・クルサードが筋肉を痛めたために急遽招集されたテストドライバーのロバート・ドーンボスは急いで飛行機でサーキットに駆けつけたが、周回することができなかった。というのもインストレーションラップでクルサードが乗ったフェラーリエンジンが壊れてしまったからだ。
「今日はインタビューを数本受ける予定だったんだ。チームから突然の連絡ですぐにバルセロナに来れるかと聞かれた。レース半分の距離にあたる約40ラップ走れると言われたんだ。でもバルセロナの空港に着いてすぐ、デイビッドがエンジンをブローさせたと告げられた。残念ながらその日の最後までマシンは直らなかったよ」と無念さを語ったドーンボス。彼はすぐにバルセロナを後にした。