18日深夜、奈良県大和高田市内の国道24号・高田バイパス東行きで、66歳の男性が運転する軽トラックが逆走し、順走していた乗用車と正面衝突。さらに後続車1台が避けきれずに追突する事故が起きた。3台のクルマは大破しており、逆走車の運転者は死亡している。
奈良県警・高速隊によると、事故が起きたのは18日の午後10時50分ごろ。大和高田市出付近の国道24号・高田バイパス東行き車線で、本線を逆走してきた軽トラックと順走していた乗用車が正面衝突し、さらに後続の乗用車1台が避けきれずに追突。その後。側壁にも接触した。
3台のクルマはいずれも大破し、逆走車を運転していた66歳の男性が多発外傷性出血のため即死。順走していた乗用車を運転していた21歳の男性がエアバッグ開放による胸部打撲の軽傷、後続車を運転していた22歳の男性は腕を打撲する軽傷を負った。
現場は片側2車線の見通しの良い直線道路。逆走車はバイパス出口から誤進入したとみられているが、どこから進入したのかなどの詳細はわかっていない。警察では目撃者がいないかなどを調べている。