2日連続、同じ場所で多重衝突

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5日夕方、富山県富山市内の県道トンネル内で、乗用車8台が関係する多重衝突事故が発生した。この現場では前日(4日)にも路面凍結が原因で大型トラックなど15台が関係する多重衝突事故が起きており、警察ではこの日の事故も凍結が原因とみている。

富山県警・富山中央署によると、事故が起きたのは5日の午後4時20分ごろ。富山市古沢付近にある県道トンネル内で、走行中の乗用車が側壁に接触するという単独事故が発生。これを避けようと急ブレーキを掛けたクルマに後続車が追突するなどして、3カ所で衝突事故が相次いで発生。結果的に乗用車8台が関係する多重事故に発展した。

壁面接触の原因は路面凍結によるものとみられるが、このトンネルでは前日の4日にも路面凍結が原因とみられるクルマ15台による多重衝突が発生している。道路管理者が凍結防止剤の散布を行っているが、車両の通行量が多く、低温が続いてる状況で完全には対処できていないという。

《石田真一》

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