「漫然と」対向車線側に進入、7人死傷

自動車 社会 社会

5日午後、山形県鶴岡市内の国道112号で、対向車線側に逸脱した乗用車と軽自動車が正面衝突する事故が起きた。この事故で1人が死亡、6人が重軽傷を負っている。

山形県警・鶴岡署によると、事故が起きたのは5日の午後1時30分ごろ。鶴岡市下川付近の国道112号で、69歳の男性の運転する乗用車が対向車線側に逸脱。前から来た59歳の女性が運転する軽自動車と正面衝突した。

この事故によって双方のクルマは大破。乗っていた7人は近くの病院に収容されたが、軽自動車を運転していた女性は全身強打で間もなく死亡。逸脱した乗用車を運転していた男性など6人が骨折や打撲などの重軽傷を負っている。

現場は片側1車線の直線区間。乗用車は上り坂の頂上付近で対向車線側に逸脱。逆方向から坂を上ってきた軽自動車と衝突したとみられる。警察では逸脱側のクルマを運転していた男性の漫然運転が事故の直接的原因になったと推測しており、重傷を負った男性のケガの回復を待って詳しい事情を聞く方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース