軽自動車が海に転落、心中か

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5日早朝、鹿児島県出水市内の港で、軽自動車が海に転落する事故が起きた。クルマには男女2人が乗っていたが、ブレーキ痕が見当たらないことから、警察では事故と自殺の両面から捜査を行っている。

鹿児島県警・出水署によると、事故が起きたのは5日の午前6時ごろ。出水市住吉町付近にある名護港の岸壁から軽自動車が海に向かって転落していくのを釣り人が発見。警察と消防に通報した。

地元消防が出動して海中の捜索を行ったところ、水深3mの海底に沈んでいるクルマを発見。車内にいた男女2人を救出したが、2人とも収容先の病院で死亡が確認された。クルマを運転していたのは27歳の男性、助手席に同乗していたのは32歳の中国人女性ということが後に判明している。

現場にブレーキ痕が見られず、クルマはある程度の速度で走行している際に転落したとみられることから、警察では事故と自殺の両面から調べを進めている。

《石田真一》

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