トンネル内路面凍結、15台の多重衝突

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4日午後、富山県富山市内の県道トンネルで、乗用車や大型トラックなど車両15台が関係する多重衝突事故が発生した。被害は軽微であり、ケガ人は出なかったという。警察では事故の原因を調べている。

富山県警・富山中央署によると、事故が起きたのは4日の午後1時30分ごろ。富山市古沢付近にある県道トンネル内で、渋滞のために停車していた乗用車に対して別の乗用車が衝突。これを発端に8カ所で同時多発的に衝突が起き、結果として大型トラックなど車両15台が関係する多重衝突事故に発展した。いずれの衝突も速度が低かったこともあり、損傷の程度は軽微で、負傷者も出なかった。

現場はトンネル内。当時はトンネル出口付近にある信号待ちで小規模な渋滞が発生していたとみられる。トンネルの長さは500m程度で、路面は低温のために凍結していた。警察では最初に事故を起こしたクルマの前方不注意と、路面凍結によるスリップの二つが事故の原因として考えられるとしている。

《石田真一》

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