パトカーが追跡中のクルマ、電柱に激突

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27日未明、奈良県香芝市内の国道156号で、赤信号無視を行ったとしてパトカーに追跡されていた軽自動車が電柱に激突する事故が起きた。警察ではこのクルマを運転していた18歳の少年を道路交通法違反(信号無視)の現行犯で逮捕している。

奈良県警・機動捜査隊、同・高田署によると、事故が起きたのは27日の午前4時20分ごろ。香芝市内の国道156号線でパトロールを行っていた同隊のパトカーが、赤信号を無視して交差点を通過する軽自動車を発見。停止するように命じたが、クルマはこれを無視して逃走を続けた。

クルマはそのまま約5kmを逃走したが、最終的にはハンドル操作を誤って道路左側の電柱に激突。クルマは大破した。運転していた18歳の少年は道交法違反の現行犯で逮捕されたが、鎖骨骨折などの重傷を負っていたために釈放。そのまま病院に収容されている。

警察の事情聴取に対し、この少年は「無免許運転の発覚を恐れて逃げた」と供述。「クルマは友人から借りた」とも話しているという。警察では盗難の可能性もあるとして、クルマの所有者からも事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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