大阪府警は12日、恒常的に駐車違反を繰り返し、46回に渡って摘発を受けたものの理由なく反則金の支払いを拒んできた30歳の男を道路交通法違反(放置駐車)容疑で逮捕した。
大阪府警・豊中南署によると、道交法違反で逮捕された30歳の男は2003年6月から2005年12月に掛けての間、豊中市内にある自宅近辺の市道などに勤務先の会社などが所有するクルマを放置駐車した疑いがもたれている。
この間、警察は46回に渡って違反を摘発。反則金の支払いと警察への出頭を求めてきた。だが、男は理由なくこれ拒んできたため、今回の逮捕に踏み切った。直接の逮捕容疑は2005年12月19日に行った駐車違反だという。
警察の調べに対し、男は容疑を大筋で認めた上で「違反の累積で免許停止になると仕事ができなくなる。生活が苦しく反則金も支払いたくなかった」などと話しているという。