インターナビ・プレミアムクラブのサービスに対応した30GB容量のハードディスクナビがメーカーオプションとして設定されている。ホンダのナビといえば、プログレッシブコマンダーと呼ばれるジョグダイヤルでの操作を思い浮かべるが、『シビック』用はごくごく一般的なタッチパネルで操作するタイプとなる。その分といってはなんだが、ナビの価格はかなり安価。市販カーナビが霞んでしまうほど。
ナビとしての機能に目立つものはないが、インターナビVICSによる渋滞回避は一度味わうと手放せなくなる。フローティングカーの情報により、幹線道でない道にも積極回避するが、これが意外な効果を生む。Webとの連携も活かされており、予め設定していたルート上に解消時間の掛かる渋滞が発生した場合、指定したメールアドレスに「早く出発した方がいいよ」という推奨出発時刻を促すメールを届けてくれるのだ。
ホンダはオペレーターサービスには興味が無さそうだが、他社で使ってみるとあの便利さは何事にも代えられない。できれば欲しいところだが…。