出勤途中を狙ってはねる…つきまとっていた男を逮捕

自動車 社会 社会

16日午前、広島県広島市佐伯区内の市道で、出勤のために歩いていた41歳の女性が後方から接近してきたクルマにはねられ、軽傷を負う事故が起きた。警察では38歳の男が故意にひいたとして、殺人未遂の現行犯で逮捕した。

広島県警・広島西署によると、事件が起きたのは16日の午前9時10分ごろ。広島市佐伯区五日市中央6丁目付近の市道を出勤途中の41歳女性が歩いていたところ、後方から接近してきた乗用車がこの女性を狙うように突っ込んできた。女性はクルマに追突されたことで前のめりに転倒し、足や腰を打撲する軽傷を負った。

クルマを運転していたのは、この女性につきまとい行為を行っていたとされる38歳の男で、現場付近で待ち伏せを行っていたことも判明した。警察では女性の殺害を狙った故意による犯行と判断。殺人未遂の現行犯で逮捕している。

警察の調べに対し、男は「自分は女性と交際していた」、「殺すつもりは無かった」などと供述。事故についても「偶発的なものだった」として容疑を否認しているという。警察では被害者の女性やその夫から事情を聞き、男のストーカー行為についても調べを進める方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース