10日深夜、岡山県倉敷市内の市道で、道路に隣接する駐車場から発進した直後のマイクロバスに対し、市道を走行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。この事故で22人が重軽傷を負っている。
岡山県警・倉敷署によると、事故が起きたのは10日の午後9時ごろ。倉敷市黒石付近の市道で、道路に面した飲食店の駐車場から発進した25人乗りのマイクロバスに対し、右方向から直進してきた60歳の男性が運転する乗用車が衝突した。
この事故によってバスは側面部が中破。衝突箇所の近くに乗っていた31歳の男性が肋骨を折る重傷を負ったほか、他の21人の乗客と、乗用車を運転していた男性も軽傷を負い、近くの病院で手当てを受けた。
現場は見通しの良い直線道路。マイクロバスは駐車場から右折して進行しようとしていたが、手前の車線を跨いだ直後に右から来た乗用車が突っ込んできたという。警察では双方の安全確認に問題があったものとみて、業務上過失傷害で双方の運転者から事情を聞いている。