無免許運転の常習性がある…小学校教諭が懲戒免職に

自動車 社会 社会

宮崎県教育委員会(県教委)は7日、小林市内の小学校に勤務し、道路交通法違反(無免許運転)で現行犯逮捕された51歳の女性教諭を地方公務員法違反(信用失墜行為の禁止)で懲戒免職処分にした。

宮崎県教委によると、地方公務員法違反で懲戒免職処分となった女性教諭は昨年10月、宮崎市内でひき逃げ事件を起こしたことから今年4月に免許を取り消され、同時に停職6カ月の懲戒処分も受けていた。

ところが今月4日午後、この教諭は日之影町内で無免許運転を行い、道交法違反容疑で警察の摘発を受けた。さらにその2日後の6日も高岡町内で無免許運転を行い、この際には「常習性がある」とみなされ、道交法違反で現行犯逮捕されている。県教委の事情聴取に対し、女性教諭は「6日に運転したのは4日に検挙された事実を学校に報告するつもりだった」と話していたようだ。

県教委では「女性教諭は無免許運転を繰り返し、県民の信頼を失墜させた」として、地方公務員法違反での懲戒免職処分を決めた。なお、この教諭の勤務していた小学校の校長は「無免許運転での摘発報告にクルマで来るとは考えもしなかった」とコメントしているという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV