出会い頭衝突、はずみで歩道の小学生直撃

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11月30日朝、富山県立山町内の県道交差点で乗用車同士が出会い頭に衝突し、このうちの1台が歩道に乗り上げ、集団登校中の小学生児童の列を直撃する事故が起きた。児童2人が重軽傷を負っている。

富山県警・上市署によると、事故が起きたの11月30日の午前7時35分ごろ。立山町五百石付近の県道で、交差点を進行していた乗用車同士が出合い頭に衝突する事故が起きた。このうち1台が衝突の弾みで歩道に乗り上げ、近くの小学校に向けて集団登校を行っていた児童6人を直撃した。

この事故によって2人がクルマと衝突して転倒。6歳の男児が左足骨折の重傷、10歳の男児が同打撲の軽傷を負い、近くの病院に収容されて手当てを受けた。なお、2人をはねたクルマはその後、近くの民家敷地内に突入し、一部を損壊させている。

警察ではクルマを運転していた61歳の女性と、40歳の男性から業務上過失傷害容疑で事情を聞いている。現場は信号機が設置された見通しの良い交差点。2人のうちどちらかが信号を見落とした可能性が高いという。

《石田真一》

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