25日午後、北海道東藻琴村内の村道交差点で、大型ダンプトラックと軽トラックが出会い頭に衝突する事故があり、軽トラックに乗っていた2人が死傷した。この村の死亡事故は1990年1月9日からゼロ件だったが、5799日目にしてその記録が途絶えた。
北海道警・網走署によると、事故が起きたのは25日の午後2時35分ごろ。東藻琴村西倉付近の村道交差点で、36歳の男性が運転する大型ダンプトラックと、70歳の男性が運転する軽トラックが出会い頭に衝突した。
この事故で軽トラックは大破。運転していた男性が死亡、同乗していた70歳の女性も右腕の骨を折る重傷を負った。警察ではダンプトラックを運転していた男の一時停止無視が原因の可能性が高いとして、業務上過失致死傷容疑で逮捕している。
東藻琴村では、1990年1月8日に死亡事故が発生して以来、この日までの5799日間、交通死亡事故がまったく発生していなかった。北海道内では最高の日数を達成していたが、5800日のハードルは高かったようだ。