日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が1日発表した11月の国内新車販売・届出速報によると、日産自動車は軽自動車を含む総台数が5万6774台で、前年同月比17.7%の減少となった。2ケタ減は10月(13.2%減)に続いて2カ月連続。
日産は9月までの1年間に、前中期計画「日産180」による増販に取り組んでおり、その反動が11月も尾を引いた形となった。11月は軽自動車が3.7%伸ばしたものの登録車は20.3%と大幅に減少した。
また、トヨタ自動車もトヨタブランドが12.3%減の14万112台に低迷した。レクサスの3541台を加えても10.0%減の14万3653台にとどまった。トヨタはコンパクトカーの新モデルが相次いでおり、12月以降、攻勢に出る構えだ。