首都、阪神の高速道路会社2社が、対距離運賃制導入のために行った意見募集(11月1日−14日)の集計結果が29日、公表された。意見の数からみると、距離に応じた料金制度を導入することは、首都高速、阪神高速の両利用者で受け入れられているようにみえる。
ウェブサイトなどを経由して利用者から集まった意見は、首都高速1033件、阪神高速493件だ。
首都高速へ対距離運賃制の導入効果について寄せられた意見では、「公平で合理的な考え方」(174通)がいちばん多く、次に「短距離利用が増えるのがよい」(79通)だった。阪神高速では、「上限料金が現行までならばよい」(60通)、「上限料金等の設置が適切になされればよい」(54通)という意見が多かった。