職務質問逃れのクルマに警官が拳銃発砲

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16日深夜、静岡県熱海市内の駐車場で、職務質問しようとした警察官が対象の男が運転するクルマと接触し、負傷する事件が起きた。逃走を阻止するために警察官は拳銃を発砲。男は公務執行妨害の現行犯で逮捕されている。

静岡県警・熱海署によると、事件が起きたのは16日の午後10時ごろ。熱海市渚町付近をパトロールしていた同署・地域課の警察官2人が、駐車場に不審なクルマが止まっているのを発見。運転席にいた男に職務質問しようと接近した。

ところがこの直後に男はクルマを急発進させ、42歳の警部補が接触して転倒。警部補はすぐに立ち上がり、「止まらなければ撃つぞ」と警告の後にクルマに向けて拳銃1発を発砲した。弾丸は運転席ドアガラスに命中したが、運転していた男にケガは無く、公務執行妨害の現行犯で逮捕されている。

逮捕されたのは41歳の男で、警察の調べに対しては「無免許だし、酒を飲んでいたので捕まるのが嫌だった」などと話しているという。

《石田真一》

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