事故の様子を確認しようとして後続車にはねられる

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13日早朝、石川県七尾市内の県道で、路肩に縦列駐車していたクルマに対して飲酒運転のクルマが接触。被害状況を確認していたところに別のクルマが突っ込み、2人が死傷する事故が起きた。警察では事故を起こした23歳と26歳の男を逮捕している。

石川県警・七尾署によると、事故が起きたのは13日の午前5時30分ごろ。七尾市大田町付近の県道で、近くの釣り場のオープン待ちのために路肩へ縦列駐車していたクルマ7台の列に対し、後ろから走ってきた23歳の男が運転する乗用車が接触した。

衝突音を聞き、車列前方のクルマに乗車していた57歳と58歳の男性が様子を見ようと車外に出たところ、後ろから走ってきた乗用車が2人を次々にはね、そのまま現場から逃走した。男性2人は近くの病院に収容されたが、58歳の男性が事故から約1時間後に脳挫傷で死亡。57歳の男性は打撲などの軽傷を負った。

警察では最初に接触事故を起こした男から酒気帯び相当量のアルコール分が検出されたとして、道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕。現場から逃走したクルマの行方を追っていたが、約30分後に現場に戻ってきた26歳の男も業務上過失傷害と道交法違反(ひき逃げ)の容疑で逮捕している。

《石田真一》

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