クルマはシェルターにならず…女性が元夫に刺殺される

自動車 社会 社会

6日夕方、大阪府大阪氏大正区内の市道で、48歳の女性がクルマから強引に引きずり出され、腹や腰など数カ所を包丁で刺されて死亡する事件が起きた。警察ではこの女性の元夫で、48歳の男を殺人容疑で逮捕する方針だ。

大阪府警・大正署によると、事件が起きたのは6日の午後5時25分ごろ。大阪市大正区泉尾7丁目付近にある市営住宅の住人から「女性が腹部を刺され、クルマの横で血を流して倒れている」との110番通報が入った。女性は腹部や腰などを包丁で刺されており、近くの病院に収容されたが、出血性ショックなどが原因で間もなく死亡した。

女性は事件の直前に48歳の元夫と口論になり、クルマの中に逃げ込んだものの、強引に車外へ引きずり出されて刺されたとみられる。男は大声を上げながら女性を刺し続けたが、住人に目撃されたために逃走している。

警察では現場から逃走したこの男を容疑者と断定。その行方を追っていたが、同日深夜に警察に自ら出頭した。しかし、直前に自殺図っていたことからその場での逮捕を断念。近くの病院に収容し、回復次第で逮捕する方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース