盗難車でシャッターを破壊、3600万円相当を強奪

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10月30日未明、徳島県徳島市内の時計店に乗用車が突っ込み、シャッターを破壊した上で、店内にあった高級腕時計(約3600万円相当)が盗まれる事件が起きた。犯行に関与したとみられる男2人は別のクルマで逃走しており、警察では窃盗事件として捜査を始めている。

徳島県警・徳島東署によると、事件が起きたのは10月30日の午前4時50分ごろ。警備会社から警察に対して「侵入警報が作動した」との通報が入った。同署員が徳島市新町橋1丁目付近にある時計店に急行すると、店頭に乗用車がバックで突っ込んでシャッターを破壊しており、店内が荒らされているのを発見した。

店内にあったショーケースのうち、高級腕時計が入った6カ所が鈍器のようなもので破壊され、中にあった約150点(約3600万円)が盗まれていた。

店頭に突っ込んだクルマは数時間前に近くの駐車場から盗難されたもので、運転席側の窓ガラスが割られ、エンジンはキー無しでも始動できるように細工されていた。警報機の作動から、警察官の現場到着までは5分程度しか要さなかったが、この間に2人の男が店内から飛び出し、近くに駐車していたクルマに乗り込むのをタクシー運転手が目撃している。

警察では計画的な窃盗事件とみて、逃げた男たちの行方を追っている。

《石田真一》

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