ホンダは27日、2005年9月中間決算を発表するとともに、06年3月期の連結業績予想を7月時点より上方修正した。4輪車の海外販売が好調に推移、中間期の為替も想定以上に円安となったため。
連結売上高は前期比9兆6000億円、営業利益は7.0%増の6750億円としている。7月時点の予想より売上高は1700億円、営業利益は100億円の上乗せとなった。
また、純利益は7月から200億円修正、0.8%増の4900億円を予想している。純利益は減益予想から一転して増益となり、5期連続で過去最高を更新する。
通期の為替レートは1ドル=110円(下期も同)を想定、前期より同=2円の円安となるため、営業利益段階では410億円の増益要因になる。