ダイハツ工業は27日、2005年9月中間決算を発表するとともに、軽自動車販売の好調などを反映して06年3月期の連結業績予想を上方修正した。
通期では売上高が前期比10.5%増の1兆3000億円、営業利益は12.2%増の450億円と2ケタの増収増益を予想している。ともに前期に続いて2期連続の過去最高となる。
今年4月時点の予想より、売上高は1000億円、営業利益は25億円の修正。純利益も5億円修正して2.4%増の265億円とした。
東京で会見した箕浦輝幸社長は、「開発費や設備投資を積極的に増強しているため負担増はあるが、原価低減などでカバーしたい」と述べた。