【東京モーターショー05】トヨタ bB 予告のマッタリモード

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【東京モーターショー05】トヨタ bB 予告のマッタリモード
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トヨタ『bBコンセプト』は、次期bBのものと思われるボディをベースに、大出力オーディオやイルミネーションを実装し、若年ユーザーをメインターゲットに「自分のお気に入りの基地」というコンセプトを提案するモデルだ。

エクステリアデザインのねらいは「若者たちの価値観を刺激する“官能的な妖しさ”、“いかつさ”」。大きな凹面をメインテーマとした造形で全体を統一し、大きく弧を描くラインを随所に配することで個性を演出している。ボディサイズは全長3915×全幅1690×全高1620mmだ。

インテリアデザインは音と光を取り込んだ独創的なものだ。インストゥルメントパネルは平面で大きくラウンドしたスタジアム形状で、“音楽ユニットに囲まれた空間”を演出。メーター類は厚みのあるアクリルを使用した立体的なデザイン、ドアトリムはスピーカーとアームレストをひとかたまりに造形したものだ。

オーディオシステムにはサラウンドDSP技術を応用した、新開発の「スピード&リラクゼーションサウンドモード」を採用。スピーカーはスーパーウーファーを含め計9個で、臨場感あふれる迫力サウンドを実現している。

アームレスト先端、ドアトリム、カップホルダーには間接照明、またフロントスピーカー、ウーファーにはサウンドと連動して光るリングを装着し、さながらクラブにいるような空間を演出。シートをリクライニングさせて「マッタリモードシート」にすれば、そこはまさに自分のための基地となる。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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