26日、京都府京都市西京区内の市道で、普通トラックが対向車線を斜めに横切り、道路右側のガードレールに衝突する事故が起きた。運転していた男性は病院で死亡したが、外傷が原因ではなく、疾病によるものと断定されている。
京都府警・西京署によると、事故が起きたのは26日の午前5時ごろ。京都市西京区下津林北浦町付近の市道を走行していた普通トラックが突然蛇行を始め、そのまま対向車線を斜めに横切って、道路右側に設置されたガードレールに激突した。
運転していた45歳の男性は近くの病院に収容されたが、意識が戻らないまま事故から約2時間後に死亡した。死因は事故による外傷ではなく、くも膜下血腫によるもので、事故直前に意識を失い、トラックはしばらくコントロールされないまま走行していたとみられる。
京都市内では今月16日に京都市交通局の路線バスが同様の事故を起こし、こちらも運転手が突然死した疑いがある。今回の事故が起きたのは早朝で、交通量も比較的少なかったが、交通量の多い時間に起きた場合には他者を巻き込む可能性もあったとみられる。