出会い頭の衝突で死亡…相手は覚せい剤使用か

自動車 社会 社会

25日、兵庫県伊丹市内の県道交差点で、大型トラックと乗用車が出会い頭に衝突する事故が起きた。大型トラックは回避をするために急ハンドルを切ったが横転。運転していた53歳の男性が車外に投げ出されて死亡している。

兵庫県警・伊丹署によると、事故が起きたのは25日の午前3時30分ごろ。伊丹市稲野町7丁目付近の県道で、交差点を北進していた大型トラックと、西進していた乗用車が出会い頭に衝突した。大型トラックは衝突を回避しようと急ハンドルを切ったが、これが原因でバランスを崩し、街路樹をなぎ倒しながら横転した。この事故で大型トラックを運転していた53歳の男性が車外に投げ出され、全身を強打して即死している。

乗用車を運転していた男は現場から徒歩で逃走。助手席にいた26歳の男からは覚せい剤反応が検出されたため、覚せい剤取締法違反(使用)容疑で緊急逮捕している。

クルマには偽造ナンバーが取り付けられており、逮捕された男は「運転は友人が行っていた」などと供述している。警察ではこの男も覚せい剤を使用していた可能性があるとして、業務上過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で行方を追っている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV