2005年度本田賞はロボット工学のラジ・レディ博士に

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本田財団は9日、2005年度の本田賞を米国カーネギーメロン大学のコンピュータサイエンス&ロボティクス教授でインド出身のラジ・レディ博士(68)に授与することを決定したと発表した。今回で26人目の受賞者となるが、ロボット工学の研究者は初めてという。

レディ博士は同大学カタール校である「モーザ・ビント・ナーセル大学」の学長も務めている。長年にわたりコンピュータサイエンスとロボット工学で先駆的な研究を進め、ヒューマン・インターフェースや人工知能などで成果をあげてきた。

ロボット工学では世界的な研究指導者であり、設立したロボティクス研究所には世界の大学や企業から派遣される研究者を受け入れている。授与式は11月25日に東京のホテル行われ、副賞として1000万円が贈呈される。

《池原照雄》

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