ブラジルのミニカーメーカー、オブビオ社が、アメリカのオート・アメリカ・グループと業務提携を結び、アメリカ国内での本格的なマーケティングに参入。
オブビオ社では完全なビルト・トゥ・オーダー(BTO)システムをとっており、ユーザーはインターネットを使ってボディカラーやアクセサリー、トリムレベルなどを選ぶという、『MINI』(ミニ)にも似た販売方法。
モデルは『828/2』と『012』の2種類で、どちらも3人乗りのコンパクトカー。オート・アメリカ・グループではすでに国内に400カ所の販売拠点を設け、発売開始に備えているという。まずはカリフォルニアでの販売を中心に、年間7000台を目標にしている。
アメリカではミニの人気は相変わらず、また『スマート』を独自輸入でカスタム販売するZAP社の人気も非常に高く、これまで自動車メーカーが無視していたマイクロコンパクトカーにも大きな市場が存在する事が証明されつつある。ユニークなオブビオ社のクルマ、アメリカでどれだけ健闘できるのか注目だ。