政府のIT戦略本部は1日、新たな「eジャパン」戦略の方向性を打ち出した。“世界最先端のIT国家になる”と2001年1月にeジャパン戦略を初めて策定してから4年あまり。同戦略の目標年である2005年を迎え、これまでの成果を検証すると同時に、2006年以降のeジャパン戦略の策定に入る。
新戦略では、これまでの取り組みによりハード面では世界最高水準に達しつつある、という認識のもと、「今後はフロントランナーとしてITを使いこなしていくことが課題」、「課題解決力の向上や企業競争力の強化を目標に据える」などの方向性を示すという。
最終決定は今年末か来年早々の予定。ITSがどう記述されるかも注目だ。