パトカーと暴走族バイクが出会い頭に衝突

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17日、福岡県久留米市内の県道で、暴走族警戒を目的としたパトロールを行っていた警察のパトカーと、暴走族メンバーのものとみられるバイクが出会い頭に衝突する事故が起きた。この事故でメンバーの少年2人が重軽傷を負っている。

福岡県警・交通機動隊、同・久留米署によると、事故が起きたのは17日の午前1時ごろ。

交通機動隊のパトカーが久留米市高良内町付近の県道で暴走族警戒を目的としたパトロールを行っていたところ、交差する市道から飛び出してきたバイクと出会い頭に衝突した。

バイクは衝突の弾みで転倒し、さらに道路右側にある民家のブロック塀に激突。これを中破させた。乗っていた2人はともに路上に投げ出され、1人は胸部強打の重傷。別の1人が右足を打撲・ねんざする軽傷を負った。

なお、ともに黙秘しているため、身元や年齢などは判明していない。

警察では業務上過失傷害容疑でパトカーを運転していた巡査部長から事情を聞いているが、調べに対してこの巡査部長は「交差点に差し掛かるか、その直前あたりでバイクが飛び出してきた。とっさに急ブレーキを掛けたが間に合わず衝突した」などと話しているという。

現場は見通しのあまり良くない交差点で、バイク側に一時停止の義務があった。警察ではバイク側の責任が重いとして、運転者の特定を急ぎたいとしている。

《石田真一》

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