イビデンは、DPF(ディーゼル微粒子除去装置)の量産拠点のイビデンハンガリーの開所式を実施したと発表した。
イビデンは、世界的な排ガス規制強化の動きに合わせて、2004年6月にイビデンハンガリーを設立し、DPF量産工場を建設してきた。第1期の投資額は260億ハンガリーフォイント(約130億円)で、投資の完了は2006年3月を予定。従業員は700人で、生産能力は4ラインで年間120万個となっている。
ハンガリーで生産するDPFは、欧州市場に供給する。一方、同社は第2期の投資を行って生産能力を年間240万個に倍増させることも決定した。従業員は1200人に増員、2007年3月までに完成する。