富士重もアスベストで死者1人、療養中1人

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富士重工業は、社会問題となっているアスベスト(石綿)について、12日現在までの調査で、元従業員1人が死亡した健康障害の概況を発表した。

同社は、2003年3月まで、宇都宮製作所で鉄道車両を生産していたが、1988年までアスベストを車両の断熱・防音材に使用していた。

これまでの調査で、労災認定された元従業員1人の死亡が確認されたほか、療養中の元従業員1人も労災申請中だ。

鉄道車両製造では、直接アスベスト製品を製造していたわけでなく、アスベストを含む部材の取り付け作業などが主なものだったが、一部の作業に部材の加工などがあったことから建屋内でアスベストの影響を受けた可能性があったと見ている。

《レスポンス編集部》

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