【車載用Windows】機能拡張と開発支援ツールを備えたソリューション

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12日、マイクロソフトは車載情報端末(カーナビ)用の基本ソフト『Windows Automotive 5.0』の発表を行うとともに、機能などの詳細を紹介するカンファレンスを実施している。

開会に先立って行われた基調講演では、同社で自動車関連事業など、Windowsベースの組み込みソリューション提供を統括するデバイス・サービス・eXperienceグループ担当のトッド・ウォーレン氏(コーポレート・バイスプレジデント)がスピーチを行っている。

マイクロソフトが車載機の開発に関与してから、すでに8年が経過しているが、ウォーレン氏は「現在のカーナビには、機能の拡張が可能なシステムや、その開発を支援するためのソフトウェアが必要不可欠」と強調。

「Windows Automotive 5.0はリアルタイム性の高いプラットフォームであり、拡張性や安全性、信頼性の面でも秀でている」とした。

また、従来の開発環境では工程数の増加が問題となっていたHMIについても、効率的な開発が行えるツールをOSと合わせて提供。「ハイエンドからローエンドまで多機種を同時期に開発できる環境も整えた」と、開発面でも優位性があることも表明している。

開発の主導はカーナビ先進国の日本で進められ、車載商法端末そのものの機能的な要求が高くない北米・欧州向けには『Windows Mobile for Automotive』という別のソリューションが用意されていることも明らかにし、その機能比較なども行っている。

《石田真一》

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