クルマが横転、車外放出の少年2人が即死

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5日未明、大阪府堺市内の府道で乗用車が側壁に接触し、横転する事故が起きた。クルマには3人が乗っていたが、このうち車外に放出された2人が死亡。助手席に同乗していた男性1人が重傷を負っている。

大阪府警・堺南署によると、事故が起きたのは5日の午前0時50分ごろ。堺市深阪付近の府道で乗用車が横転し、人が車外に投げ出されているのを現場を通り掛かったクルマのドライバーが発見。警察に届け出た。

同署員や救急隊員が現場に急行したが、横転したクルマは大破しており、16歳と17歳の少年が車外に放出されて即死。助手席に同乗していた18歳の男性は肩を打撲する軽傷を負っている。

現場は片側2車線の見通しの良い直線道路。道路左側の側壁にクルマが接触した痕跡が確認されており、警察では高速度で走行中にハンドル操作を誤った結果、側壁を駆け上がるようにして走り、そのまま横転したものとみられている。

警察では生存していた男性の回復を待ち、事故の詳しい経緯を聞く方針。死亡した少年はいずれも無免許だったため、どちらが運転していたのかについても特定を急ぎたいとしている。

《石田真一》

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