カーナビ専用ウインドウズ新バージョン、発表イベント開催へ

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マイクロソフトはこの7月に、Windows CEをベースとしたカーナビ専用OS、Windows Automotiveをバージョン4.2から5.0へと、約2年ぶりにメジャーバージョンアップすることが明らかになった。

このWindows Automotive 5.0の販売を12日に開始するとともに、同日にパシフィコ横浜で開催される「Microsoft Windows Automotive Conference 2005」(マイクロソフト・ウインドウズ・オートモティブ・カンファレンス)で、その概要を発表する。

Windows Automotiveは、カーナビゲーション先進国である日本市場のニーズを反映した車載情報端末用のWindows OS。v5.0は、Windows Automotive 史上初めて、日本のマイクロソフトがイニシアチブをとって開発を進めたことがトピックだ。

Windows Automotive が目指すのは一貫してカーナビの開発コストの低減、開発期間の短縮だ。とくにルックアンドフィールを作り分ける工数を削減するとともに、このv5.0ではリッチなインターフェースをつくりあげるプラットフォームとして機能するという。また開発工数を減らすためのシステム最適化ツールも搭載されている。

日本で生まれ育ったマーケットが、日本発の製品で新しいステップに移行する。そうした市場動向を探るうえでも、自動車メーカーおよびカーナビメーカーのエンジニアにとって、このカンファレンスは逃せないイベントだ。

カンファレンス終了後、車載ソリューションのプレゼンテーションも予定されている。

開催概要
●日時:7月12日
●会場:パシフィコ横浜 会議センター
横浜市西区みなとみらい 1-1-1

セッション
●Windows Automotive による車載情報端末の開発(前、後編)
●欧州、北米に対するマイクロソフトの戦略
●Automotive User Interface Toolkit (AUITK)
●Automotive System Tools(AST)−System Tuning
●Automotive System Tools(AST)−開発環境、VM Expansion、FASTBoot

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《レスポンス編集部》

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