パトカーのナンバープレートを盗もうと警察署侵入

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26日、茨城県稲敷市内にある茨城県警・稲敷署の敷地内に22歳の男が侵入。共犯の別の22歳の男とともに建造物侵入の現行犯で逮捕される事件が起きた。

男たちはパトカーのナンバープレートを盗もうとしていたとみられ、詳しい動機を追及している。

茨城県警・稲敷署によると、事件が起きたのは26日の午前6時35分ごろ。稲敷市高田付近にある同署の周辺を、この警察署の署長が散歩していたところ、署に隣接する道路を往復する不審な乗用車を発見した。

車内にいた2人組の男は周囲を見回すようにしていたが、このうち1人が同署南側のフェンスを登り始めた様子を現認。敷地内にある官舎に戻り、当直の職員に対して「不審者が署内に侵入した」と通報した。

署長を含め5人が署内を捜索し、駐車場にいた男を発見して拘束。クルマに乗ったまま見張りをしていた男の身柄も拘束し、建造物侵入の現行犯で逮捕した。

後の調べで、逮捕されたのはいずれも同市内に在住する22歳の男と判明。侵入した男はドライバー1本を隠し持っており、警察の取り調べに対しては「珍しいナンバーが欲しかった」などと供述。パトカーのナンバープレートを盗もうとしていたことをほのめかしているという。

《石田真一》

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