複数台のクルマにはねられ、82歳女性死亡

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23日、群馬県前橋市内の国道50号線で、82歳の女性が複数台のクルマにはねられ、死亡する事故が起きた。クルマは現場から逃走しており、警察では事故現場最寄りのNシステムを分析。事故が発生した時間帯に通過した車両のピックアップを進めている。

群馬県警・前橋東署によると、事故が起きたのは23日の午前6時5分ごろ。

前橋市今井町付近の国道50号線で、近くに住む82歳の女性が頭から血を流して倒れているのを通行人が発見。警察に届け出た。同署員は通報を受けて現場に急行したが、女性はすでに死亡していた。

女性の着衣には複数台とみられるタイヤ痕が付着しており、この女性は現場付近の横断歩道を進行中にクルマにはねられ、その後に別のクルマも倒れている女性をはねた可能性が高いとみられている。

しかし、通報以前に事故を起こしたという申告はなく、事故を起こしたとみられる車両も現場から走り去っていることから、警察では死亡ひき逃げ事件と断定。捜査を開始している。

現場付近には数カ所にNシステム(ナンバー読み取りシステム)が設置されており、警察では事故が起きた時間帯の特定を行い、その時間帯に通行した可能性のある車両をすべてピックアップ。いわゆる車当たり捜査を行い、事故を起こしたまま逃走しているクルマの行方を追うとしている。

《石田真一》

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