「無免許で悪いか」と叫んで警官に暴行

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12日、岐阜県笠松町内の町道で、シートベルトを着用しないでクルマを運転している男を警察官が発見。職務質問を行ったところ、この男が「俺は無免許だ、それが悪いか」などと怒鳴りながら、警官2人の顔面を殴るなどの暴行を行った。

警察ではこの男を公務執行妨害の現行犯で逮捕している。

岐阜県警・羽島署によると、事件が起きたのは12日の午後5時5分ごろ。笠松町田代付近の町道を同署員がパトロールしていたところ、シートベルト未着用の状態でクルマを運転する男を発見。近くの駐車場でクルマを止めるように促した。

51歳の警部補と24歳の巡査長が2人でクルマを取り囲み、違反の事実を告げた上で免許証の提示を求めたところ、男は「何で見せなくてはいけないんだ?」と大声を上げた。

2人がこれを諌めようとすると、男は「俺は無免許だ、それが悪いか」などと怒鳴りながら、2人に顔や腹を数回に渡って殴打した。2人は男を取り押さえ、公務執行妨害の現行犯で逮捕している。

逮捕されたのは、各務原市内に在住する28歳の男。警察では道路交通法違反容疑でも調べを進めている。

《石田真一》

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