カーブ逸脱で4人死傷、あわや民家に突入

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11日、福岡県前原市内の県道で、23歳の女性が運転する乗用車がカーブを逸脱し、電柱に激突する事故が起きた。クルマは大破し、運転していた女性が全身を強く打って死亡、同乗していた男女3人も骨折などの重傷を負った。

福岡県警・前原署によると、事故が起きたのは11日の午後10時30分ごろ。前原市油比付近の県道で、23歳の女性が運転する乗用車が緩やかな左カーブを曲がりきることができずに直進、道路右側の電柱に激突した。

衝突によって電柱は根元から折れ、クルマも前部を中心に大破。運転していた女性は、車外への放出は免れたものの全身を強く打って間もなく死亡。同乗していた男女3人が骨折などの重傷を負い、近くの病院に収容されて手当てを受けている。

現場は左カーブする県道から、右方向に市道が分岐する二股の形状。乗用車はカーブを曲がれずに直進し、分岐点近くの電柱に激突した。電柱は近くの民家に隣接しているが、電柱がクルマの進行を阻んだため、民家への被害はなかった。

事故の状況から、警察ではスピードの出し過ぎが原因とみている。

《石田真一》

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