11日、千葉県木更津市内の国道で、18歳の男性が運転する乗用車が本線上でスピンし、分離帯のコンクリート壁に激突する事故が起きた。乗用車は大破し、運転していた男性と、このクルマに同乗していた18歳の女性が死亡している。
千葉県警・木更津署によると、事故が起きたのは11日の午後7時20分ごろ。木更津市桜井新町付近の国道127号線を通行していたクルマのドライバーから「乗用車が本線上でスピンし、壁面に激突した」との110番通報が寄せられた。
通報を受けた同署員が現場に急行したところ、県道から国道への合流車線入口付近で乗用車が大破しているのを発見。車内からはこのクルマを運転していた18歳の男性と、同乗していた18歳の女性も発見されたが、全身を強打しており、収容先の病院で死亡している。
当時、現場付近は雨が降っており、クルマはかなりのスピードで進行していた際にスリップし、これを起因としてスピンに陥って制御不能のまま壁面に激突したものとみられている。