5日未明、愛媛県東温市内の国道11号線で、道路を横断中の男性がバイクとみられる車両にひき逃げされる事故が起きた。男性は病院に収容されたが、出血性ショックが原因で間もなく死亡している。
愛媛県警・松山南署によると、事故が起きたのは5日の午前1時40分ごろ。東温市南方付近の国道11号線の路上に「男性が倒れている」との通報が通行車両の運転者から寄せられた。
これを受けた同署員が現場に急行したところ、路上には近くに住む53歳の男性が頭から血を流した状態で倒れていた。男性は近くの病院に収容されたが、出血性ショックが原因で死亡している。
現場にはバイク用のものとみられるミラーの破片が散乱しており、警察では男性がバイクにひき逃げされたものとみて、車種の特定を急ぐとともに、バイクの運転者自身が負傷している可能性もあるとして、「バイクで転倒したと申し出て治療を受けた人物」が存在しているかどうかを調べる方針だ。