2007年問題に警鐘---ものづくり白書

政府は3日『04年度ものづくり白書』を閣議決定した。

04年度の製造業は過去最高益を記録するなど好調だったが、白書ではデジタル家電の急激な単価下落や、これまで伸びてきた対中国輸出の鈍化などを指摘し、先行きに懸念を示した。

また、団塊の世代が定年退職を迎える“2007年問題”もとりあげ、再雇用や指導者としての起用など、企業の取り組みを紹介するとともに、スムーズな技能伝承や人材育成策などが必要とした。