ダイキン工業は31日、自動車や半導体に使われるフッ素樹脂製品などの価格を7月1日出荷分から15−20%値上げすると発表した。
フッ素樹脂製品の原料となる蛍石(フッ化カルシウム)やクロロホルムの価格が高騰しており、自社のみでの努力ではコストアップ分を吸収しきれなくなったことから値上げに踏み切る。
自動車メーカーは原材料のコストアップ分を最終製品価格に転嫁すれば価格競争力が落ちるため、これまでのところ、自社内や部品メーカーでのコストダウンで原材料価格の上昇分を吸収している。
ダイキン工業は31日、自動車や半導体に使われるフッ素樹脂製品などの価格を7月1日出荷分から15−20%値上げすると発表した。
フッ素樹脂製品の原料となる蛍石(フッ化カルシウム)やクロロホルムの価格が高騰しており、自社のみでの努力ではコストアップ分を吸収しきれなくなったことから値上げに踏み切る。
自動車メーカーは原材料のコストアップ分を最終製品価格に転嫁すれば価格競争力が落ちるため、これまでのところ、自社内や部品メーカーでのコストダウンで原材料価格の上昇分を吸収している。