米自動車部品大手、ビステオンは25日、北米24工場をフォードモーターに譲渡することを柱とするリストラ計画を発表した。ビッグスリーの不振に伴い業績が低迷しており、大規模なリストラで経営の立て直しを図る。
同計画では、24工場を元の親会社であるフォードに譲渡するとともに、フォード出身の従業員1万7000人をフォードに戻す。またフォードはビステオンの資金繰りを支援するためリストラ費用を最大5億5000万ドル肩代わりするほか、2億5000万ドルの融資を実施する。
リストラ計画は8月1日に両社が正式に合意し9月末までに実施する予定だ。