出会い頭の衝突、幼児が車外放出され死亡

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15日、千葉県八街市内の県道で、交差点を右折しようとしていた乗用車と、直進中の別の乗用車が衝突する事故が起きた。この事故で右折しようとしていたクルマから2歳の男児が車外に投げ出され、頭を強打して死亡している。

千葉県警・佐倉署によると、事故が起きたのは15日の午後9時45分ごろ。八街市八街付近の県道交差点で、右折をしようとしていた28歳男性の運転する乗用車と、20歳の男性が運転する直進中の乗用車が出会い頭に衝突した。

右折していたクルマは衝突によって左側面を中心に大破。助手席に同乗していた20歳の女性が膝の上で抱いていた2歳の男児が衝突の衝撃で車外に放出。路上に投げ出された際に頭を強打して死亡し、脳挫傷が原因で死亡している。

また、直進していたクルマは衝突によって進路を変え、対向車線を進行していた22歳の男性が運転する別のクルマにも衝突。双方の運転者が軽傷を負っている。

警察では右折側のクルマによる安全確認が不十分だったとして、運転していた男性から業務上過失致死傷容疑で事情を聞いている。

事故を起こしたクルマにチャイルドシートは搭載されていなかった。

《石田真一》

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