盗まれたのは500円…逃走を阻止しようとして20m引きずられる

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15日、愛知県名古屋市北区内で、路上に駐車していた乗用車の車内を物色する若い男がいるのを、このクルマの所有者が発見した。男は車内にあった小銭約500円を奪い、別のクルマで逃走。

所有者の男性はこのクルマにしがみつくなどして逃走を阻止しようとしたが、その際に20mほど引きずられ、軽傷を負っている。

愛知県警・北署によると、事件が起きたのは15日の午前2時40分ごろ。名古屋市北区若鶴町付近の市道で、路上に駐車したクルマの車内を物色している若い男がいるのを、このクルマを所有する41歳の男性が発見した。

男性が「何をしているんだ」と声を掛けると、男は近くに止めてあった別のクルマに飛び乗って逃走しようとした。

男性は半開きになったままのドアにしがみついたが、クルマが急発進したために約20mに渡って引きずられる状態となった。男性は耐えきれずに手を離したが、路上に投げ出された際に軽傷を負っている。

男性のクルマはドアのカギを破壊されており、車内にあった約500円の小銭が無くなっていた。警察では強盗傷害事件として捜査を開始している。

逃げた男は20歳前後とみられ、身長は約170cm。助手席には同じ程度の年齢とみられる若い女が乗っていたという。

《石田真一》

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