2005年度の「アメリカンドライバーのアンケート調査」によると、25歳以上のドライバーの3分の1、6200万人ものアメリカ人が、「自分のクルマの他に必要に応じてレンタカーを借りている」と答えた、という。
しかもアンケートに答えた人のうち46%が「家の近くにレンタカーショップがあれば、クルマを借りる」と答えており、これは1995年の調査から20%増。
この「近所のレンタカー」戦略で急成長を遂げているのがエンタープライズレンタカーで、過去10年間でショップ数を2400から5700に増やした。しかも半径15マイル以内ならば自宅までの送迎サービスも提供しており、なんとエンタープライズはこの『半径15マイル』に90%のアメリカ人の人口を抱えている。
レンタカーを借りる理由は様々だが、多いのは週末に子供のスポーツチームの送迎のため大型のバンを借りる、家の改装や家具購入のためにピックアップを借りる、週末に普段より高級な車を借りてドライブを楽しむ、など。
こうした目的のためにクルマを借りるのはもはやトレンドとも言える流れになっており、出張などで必要に迫られてクルマを借りる、と言う理由に迫りつつある。